置賜支部だより(平成24年9月)

 去る、平成24年9月8日土曜日、午後2時30分から南陽市宮内のワトワセンターに於いて平成24年度(社)山形県接骨師会置賜支部学術講習会が開催されました。
 開会に先立ち、新入会員の五十嶺宗市会員の自己紹介。続いて、通常では支部長から新入会員への激励となりますが、今回は支部長のご子息ということで、激励ではなく支部会員への挨拶となりました。
 総務の進行で開会の挨拶を斎藤光夫副支部長、支部長挨拶では五十嶺弘支部長となり、続いて県理事会報告を嵐田郁夫県理事、審査会報告を渡部奥次審査委員の予定でしたが、当日は都合により欠席となった為総務からの報告となりました。続いて各部より報告、その他となりました。

 午後3時30分から学術講習会となり、丹学学術部長からの講師紹介から始まりました。
講師は福島県郡山市で開業されている小國接骨院院長 小國行雄 先生で、演題は「腱鞘炎、私の治療法」でした。
 小國先生からは、腱鞘炎は交感神経の冷えから来ているものだから、攻撃的な治療はしてはいけない。と講演していただきました。
実技では、他支部の先生がモデルとなり、一連の動作を見させていただきました。その後、支部会員の先生二名が腱鞘炎を患っていたため、実際の治療をしていただきました。治療前後の左右の握力を計ったところ、明らかに患側の握力が向上していました。また、治療していただいた先生に感想を聞くと大変ソフトタッチな手技だったそうです。
 約10分の休憩の後、腱鞘炎のテーピング実習となり、各テーブルでお互いにテープを貼り、間違いないかを確認し合いました。時間も押し迫り、質疑応答の後、五十嶺弘支部長から講師の小國先生への謝辞、記念品の贈呈があり、斎藤光夫副支部長の閉会の挨拶で支部学術講習会を終了しました。

置賜支部広報 藁科 隆