去る平成25年9月14日(土)に南陽市赤湯「えくぼプラザ」において、平成25年度置賜地区接骨師会集会、保険講習会・学術講習会が開催されました。
開会に先立ち、今年5月に亡くなられました手塚健太郎先生に黙祷を捧げました。
午後2時から佐藤義弘副会長の開会挨拶で始まり、五十嶺弘会長の挨拶、続いて斎藤光夫県理事より県理事会報告があり、新たに国保審査委員に就任された嵐田郁夫県理事よりお話頂きました。また、総務部から県総会のあり方について置賜地区の意向を集約したいとのことで、数項目について意見を募り、次回地区集会で決定することとなりました。
午後3時からは、県保険部長の佐藤公司先生をお招きしての保険講習会が開催されました。藁科隆保険部長による講師紹介の後、「保険業務の取扱いについて」と題して佐藤公司先生にご講演いただきました。8月に施術管理者の集団指導があったばかりなので、今回はあらかじめ募った質問に回答していただく形で行いました。適正業務が第一ですが、受診照会が当たり前になりつつあり、問診票や患者さんとのコミュニケーションが大事だとのことで、参加者は皆熱心に受講していました。
そして午後4時からは、公立置賜総合病院整形外科の松木宏史先生をお招きして学術講習会が開催されました。丹学学術部長による講師紹介の後、「膝関節外科の診断と治療」と題して松木先生にご講演いただきました。松木先生の専門が膝関節ということで、膝を中心に様々な整形外科学的疾患についてご講義され、特に前十字靭帯断裂については最新の手術法からリハビリまでとても詳しく教えていただきました。講義終了後には参加者からの質問にお答えいただいたり、前十字靭帯の触診法も伝授していただいたりと中身の濃いとても有意義な講習会でした。
佐藤義弘副会長による閉会挨拶で散会となり、会場を変えて、松木宏史先生と、講師依頼にてご尽力頂いた佐貝全健県議、そして企画運営に携わった関係役員とで懇親会が行われました。お酒が入り緊張もほぐれて、いろんな話題に花が咲きました。松木先生も気さくに打ち解けていただき、公立置賜総合病院と置賜地区接骨師会との更なる交流を誓い合い、楽しい夜は続きました。
置賜地区広報 西長 孝浩