山形支部便り

平成20年2月10日(日)山形市総合福祉センターを会場に山形支部春季学術講習会が開催されました。

1.演題「治すこと、癒すこと」 講師 山形病院心理療法士 古関光一先生

以前にもご講演をいただき大変に好評でしたので、再びご講演をお願いし実現いたしました。お話の中で、子育てにおいては親が子供を無条件に“めんこがること”これが大事だと実例をまじえながら論じておられました。親は何があっても、自分の子供をまもる・ゆるす・認めることが大切なのだそうです。そして講演の中で先生は、マリアの五ヶ条を述べておられます。つぎにご紹介いたします。
①怒らない
②親は子供に過剰な期待をしない(居てくれるだけでいい)
③いつも明るく笑っている母親でいる
④信用する
⑤特別でなく、あたりまえを誉める
人間関係においても、患者さんとの関係においても応用可能との事です。親と子供を柔整師と患者さんにおきかえてみてください。
まとめの中で、我々柔整師は、関節等身体の損傷の回復はもちろん、受傷時に受けた心の傷の回復にも目を向け治療に当たって欲しいとのことでした。終始穏やかな表情で丁寧にご講義いただき、参加会員にとって大変有意義な講演でした。

2.演題「平成19年度個別指導報告等保険講習」 講師 高野信夫県保険部長

昨年11月30日~12月14日にかけて実施された指導の内容についての説明と解釈。その他、保険取り扱いに関しての留意点など保険に関する講習が行なわれました。円滑で適正な保険業務のために充実した講習会になりました。

山形支部広報担当 阿部賢治