山形支部だより(平成24年1月)

山形支部春季学術講習会・懇親会の報告

 H24年1月22日(日)午後3時より山形国際ホテルにおいて「山形支部春季学術講習会」が行われました。
まず始めに「県総会時への要望事項」の話し合いが行われ、続いて稲毛英俊先生から理事報告をお話いただきました。

 次に「柔整師のプライマリーケア」と題し、日常の業務における医接連携をメインに据えた座談会形式のディスカッションを行いました。問診票や問診時におけるカルテの活用、整形外科に紹介する場合の固定の有無、積極的に患者さんを紹介している医療機関、交通事故の自賠責保険の対応という多岐にわたっての有意義な意見交換がありました。この場に参加しなければお聞きすることのできない貴重な情報だったと思います。
私としましては「関節水腫の対応」という話題の時に急に話を振られたので、シドロモドロの返答となってしまい、非常に情けなかったです。

 休憩を挟んで、山形県保険部長の佐藤公司先生から「保険の取り扱い全般」と題しご講演をいただきました。昨年9月より「保険部便り」が発行されていますが、その中から色々注意しなければならない点や健康保険の動向などについて、非常にわかりやすく解説していただきました。ただ、ここ最近の保険の取り扱い関連のお話は我々柔整師が大変厳しい状況にあるのが感じられます。決して楽観視せずに、姿勢を正して日々の治療や業務に励む事が一番なのかと思います。

 昨年の総会時に震災を考慮して懇親会が中止となりました。いつも春期講習後の懇親会はないのですが、その分を今回の講習会後に行いました。次の日は月曜日ということもあり、あまり深酒をしないようと思っていましたが、大いに盛り上がり、沢山の先生方が2次会にも参加され、楽しいお酒の席となりました。

山形支部広報  川越義徳